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工学部について

学部長あいさつ

工学部とは技術者としての夢を実現させるところです。

東京都市大学工学部長
大上 浩

東京都市大学・工学部は、1929年に当時の工学教育に飽き足らず、“工学教育の理想”を求める学生たちが作り上げた「武蔵高等工科学校」が発展し、戦後の学制改革によって生まれた武蔵工業大学がその礎になっています。現在は8学科で構成されています。

創立80周年に武蔵工業大学の校名を変更して、東京都市大学・工学部として新たな道を歩み出しましたが、私たちは、創設時の学生の勉学に対する熱意と学生自らの意気込みを盛り込んで作られた建学の精神「公正・自由・自治」を受け継いでいます。80年を超える歴史の中で先輩方が築き上げてこられた、技術者のみならず幅広い分野での活躍の実績に基づく、社会からの高い評価を財産として、次の100年を見据えて新しい発展を目指して歩み始めています。

現在は、創設時の意思を継いで、「理論と実践」を工学部の教育理念として優れた技術者を社会に送り出すべく、教育・研究に取り組んでいます。科学技術の進歩は目覚ましいものがあり、学ばなければならない先端的な科学・技術は広がるばかりですが、工学部では基礎と応用分野とを峻別して、カリキュラムを構成しています。いつの時代にも通用する基礎となる部分は、講義と演習や実験を通してしっかりと実践し、実力を身につけられるようにしています。また、先端的な内容は、専門教育の最終に位置づけられる講義や事例研究によって学べるようにしています。さらに、事例研究や卒業研究を通して問題解決の過程を経験するとともに、モノ創りに欠かせない工学のセンスを養い、実践的な仕事に対応できるためのトレーニングを積み重ねているのが工学部です。

技術者としてのトレーニングの仕上げとなる卒業研究において、さらに大学院への進学によって、研究を通して自らが問題を解決する過程に取り組みます。成果を上げて学会での発表を経験する機会を得ることもできます。多くの学生が国際会議で発表している実績は、胸を張れる私どもの学部の一面です。
私どもは、このような考えのもとに、次の世代を支える技術者を育てるために、熱意をもって教育・研究に取り組んでおります。

ディプロマポリシー・カリキュラムポリシー

工学部では、以下に示すディプロマポリシーとカリキュラムポリシーに沿って、教育を行っています。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

各学部・学科の定める所定の単位を取得し、以下の知識・能力等を修得した学生に対して卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. 社会の発展に貢献する社会人としての、豊かな教養と人間性を身に付けている。
  2. 工学全般で必要な基礎学力と、学科の分野に対応する十分な専門知識を身に付けている。
  3. 現実に即した発想のもとに、理論的裏付けを持った実践によって、社会の要請に対応できる能力を身に付けている。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成と実施の方針)

工学部では、「理論と実践」という学部の教育理念に基づき、理論的な裏付けに基づいた発想により、現実の問題を解決する実践能力を有する人材を育成する。そのために、下記の教育課程を編成する。

  1. 幅広い教養と国際的コミュニケーション能力を修得し、それを支える心身を鍛錬するために、「教養科目」・「外国語科目」・「体育科目」を配置する。
  2. 工学全般に共通する知識・能力(実行、思考、協働など)・倫理観、および、深い専門的知識・能力を修得するために、「工学基礎科目」と「専門科目」を体系的に配置する。
  3. 技術者として仕事を遂行する基礎力、実社会での課題を探究する能力、および実社会の複合的な問題を解決する能力を修得するために、「卒業研究」などを配置する。

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